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孤島の奇譚

思いつきで始めるブログ。漫画や音楽、アニメ、小説などの感想や、突飛な思いつきなどを書く。プログラミングが趣味だから、そういう話もしたいところ。一度失敗したのに懲りないのはいつものことだ。移動しました→http://isolated-hyakunin-isshu.blogspot.jp/

日本アニメ(ーター)見本市感想 その1

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日本アニメ(ーター)見本市感想 その1

日本アニメ(ーター)見本市」とは、スタジオカラーとドワンゴが主催の短編映像作品の企画である。制作期間や予算等を制限した中でいかにアニメーション作品を制作するかということに、創作者が自由な発想のもとに挑戦した、というものである。アニメーション制作に詳しい方が楽しめるのはもちろんだが、マニアの域に届かない凡人である私にとっても、無料で上質な作品を楽しめるというのは大きい。まあ、そのうち公開停止してしまうみたいだが……。

アニメに関する知識は皆無といえる私の感想など、まるで意味のないことではあるが、書きたくなったので書く。まるで物を知らない私は、表現技法そのものよりも、作品のシナリオに目が行きやすい傾向にある。表現の自由さを競った作品に対しても、その表現の素晴らしさを汲み取られないことがあることに留意してほしい。これらの作品が様々な制限の下で制作されたものであることにも注意する必要がある。


以下はまでに書いた。後で公開された作品に対しては、順次感想を書き足していくつもりである。

龍の歯医者

おすすめ度:★★☆

かなり印象深い、奇妙な題名の作品である。原案・脚本・監督は舞城王太郎氏。本をあまり読まない私でも、名前くらいは聞いたことがある程度には有名な小説家である。そんな人物が原案を出しているだけあってか、奥深い設定の存在を想像させる。題名のとおり、「龍」が登場し、「龍」が戦争で重要な役目を果たしているという設定らしい。主人公は「龍の歯医者」になるための研修にやってきたようだ。

結局のところ、作中では「龍」とその歯がどういうものなのかは深くは語られず、描写された範囲で想像するしかない。設定に対する考察が好きな方ならば、美麗な作画をより純粋な気持ちで楽しむことができるだろう。個人的にはそのような考察は疲れてしまったので、この作品に対する評価はそこそこといったところだ。

HILL CLIMB GIRL

おすすめ度:★☆☆

シナリオだけで言えば、かなり普通の青春ものである。その点については特別な見所はない。この作品はすべてCGで作られているらしく、作品の目玉はCGでどこまで表現できるかということに挑戦したことにあるようだ。実際、CGだけで登場人物の表情を細やかに表現するのは困難であるらしく、この作品はその点についてはかなり優れているのだろう、多分。私は途中までCGが使われていることに気がつかなかった。全編CGだと聞いたときは流石に驚いた。

アニメ(ーター)見本市には、ニコニコ生放送でその作品に関与した方々が作品について語るという「日本アニメ(ーター)見本市 同トレス」という企画がある。この作品についての回も当然ながら存在する。自転車や登場人物の表情の表現についての担当者のこだわりが聞けるほか、実際にスタッフが自転車に乗って創作に活かそうとする映像を見ることができる。この作品は「同トレス」と一緒に見ることをおすすめする。

ME!ME!ME!

おすすめ度:★★☆

「見本市」の中でも話題作であるらしい。サウンドトラックCDの絵にも、「ME!ME!ME!」の登場人物が目立つ大きさで描かれている。内容としてはミュージックビデオを意識したもので、性的な表現が多いことが特徴である。女性キャラクターが扇情的なダンスをしたり、乳房を記号化した絵がくるくる回ったり、嘔吐物をマウス・トゥ・マウスされたりする。破壊された主人公がロボットに変身し、突然にFPSを始めるシーンが印象的だ。

サウンドトラックCDのジャケット

左端の2人に注目。実は他にもいる。

私は性的表現が苦手なので見るのがかなり辛かった。ただ、映像表現自体は話題になるだけのものはあると思う。単にエロいというだけでなく、演出が脳にこびりつくほどで、そして意味深な描写が多い。そのため、辛さを我慢して何度も見たくなる感情もわいてくる。考察は面倒なのでしない。

Carnage

おすすめ度:★★☆

隻腕の少女の復讐劇を描いた作品で、西部劇をイメージしたものらしい。王道的な展開で見る側としても受け入れやすい。世界観に合う古い映画のようなエフェクトや、重厚で殺伐とした雰囲気を醸し出す表現もいい。尻切れとんぼに終わるのが欠点ともいえるし、続きが気になる内容であるとも言える。実は、私が最初に見た「見本市」の作品である。

安彦良和・板野一郎 原撮集

興味も無かったので放置していたらいつの間にか視聴できなくなっていた。そのため語ることはない。

西荻窪駅徒歩20分2LDK敷金2ヶ月ペット不可

おすすめ度:★★★

変な題名と全裸の女の子が走る絵が目を引くこの作品。原画の味をいかすための作画だが、動くところはすごく動く。本当に動く。とにかく動く。主人公のリカのこの昆虫を思わせる (まあ、昆虫なんだけど) 素早い動きが面白い。見れば分かるが、とにかく動き回るのだ。この動きを見るのが非常に楽しい。

男が鞄の中のリカとご対面したシーンでは作画が露骨に大きく変わる。男の必死の表情と、鞄の中で振り回されるリカの体の歪み具合がまたすばらしい。リカが空を飛んでからの展開もすばらしい。

そして最後は呆気なく終わる。最後の主人公の表情の理由や、淋しい雰囲気のエンディングについては「同トレス」で解説されている。正直なところ、その解説を見ない限りは最後の部分は意味が分かりにくいと思う。とはいえ、リカと男の親密なようで宙ぶらりんの関係性は、作中のリカの男に対する行動から推測できないわけではない (この話も「同トレス」で解説されている)。男がつまようじの入れ物をぶつけたり、男が自分の携帯電話に出るのを防ごうとしたりと、リカは男との純粋な恋愛関係だけでは考えにくい行動をとっている。リカの身体的な動きだけでなく、このような心の動きも楽しむことができるだろう。

until You come to me.

おすすめ度:☆☆☆

世界の描写は面白いと言えなくもないが、それだけの内容でしかない。

そこからの明日。

おすすめ度:★★☆

内容は「落ち込んでいた女の子が元気になる話」で普通と言ってしまえばそれまでのものでしかない。とはいえ、主人公の心情世界の描写は面白いと思う。特に、主人公がドレスを着て、抽象化された風景を背景に歩くシーンは好きだ。未来の世界という設定であり、未来の携帯電話やパソコンの描写も興味深く思う。

電光超人グリッドマン

おすすめ度:☆☆☆

同名の特撮をもとにしたアニメ。その特撮を知っている人は楽しめるらしい。私は知らなかったので、グリッドマンが変身したり戦ったりするのを繰り返すのを眺めても特に面白いと思えなかった。

ヤマデロイド

おすすめ度:★★☆

この見本市、全体で声優が二人しかいない。一人は林原めぐみさん。そして、もう一人はこのアニメの主人公、山寺宏一さん。このアニメは山寺さんの歌のMVのようなものだ。山寺さんのファンならば★★★どころか★★★★★と言ったところ。

この作品の展開にはお約束やパロディが散りばめられており、全体的にミュージカルのような(偏見)印象を与える。最後は敵も味方も斃れたはずのヒロインもみんなで踊って終わる。用心棒にいたっては刀が突き刺さったまま踊り出す。意味や理屈を抜きにして、見ていて楽しい気持ちになる。そんな作品だ。

POWER PLANT No.33

おすすめ度:★★☆

人々がエレキマグマという怪獣から生み出される電気に頼り、漏電防止の暑苦しそうな服を身にまとって暮らす。この作品の世界はこのような奇妙で興味深いものであるが、この作品の見所はやはりエレキマグマとロボット・プロトタイタンの戦いにあるだろう。戦う意味、足元で逃げ惑う人々、崩れていく建物。そのような矮小な諸々を気に留めない。小手先の技ではなく、ただ、殴る。それだけで、それだけだからこそ、エレキマグマの途方もない大きさと迫力が伝わってくるのだ。

evangelion:Another Impact (Confidential)

おすすめ度:★★☆

私はエヴァンゲリオンについてあまり知らない。テレビ放送版を1回見たことがあるだけで、それ以上のことは何も知らない。テレビ放送版についても、途中まではいい感じのボーイ・ミーツ・ガールものだったのに、最後の方はよく分からないことになっていた、という印象でしかない。奇をてらったのか、予算が尽きたのか。そういえば、最後の方の使徒は光っているだけで、やたら簡素なデザインをしていたな……。

そんなわけで、エヴァンゲリオンに対してはあまり思い入れがないのだが、この作品については面白かったと思う。シナリオはおまけというか無いも同然で、むしろ、エヴァの迫力の表現に重点が置かれた作品だと思う。最初の整備中のエヴァを下からなぞっていくところで、エヴァの冷たい光沢感やとてつもない大きさが伝わってくる。その後の暴走時の、進路上の障害物を突破していく迫力、崩壊していく建物にはすさまじいものがある。どのような背景設定があるのかは知らないが、エヴァの迫力を見るためだけにこの作品を視聴するのは価値があることだろう。

Kanón

おすすめ度:★★☆

この作品はかなり長い原作の要所要所を10分足らずに短くまとめたものらしい。そのためか、登場人物は誰も彼も長い台詞を感情を込めて早口でまくし立ててている。声優は前述の二人だけで、さながら声優見本市といったところ。中心人物は山寺さんが演じているし、女形までやっているので、むしろ山寺見本市か。

とはいえ、何回か見れば、作品の伝えたいことは分かる。この作品は創作者の苦悩の物語だ。登場人物のほとんどは余計な成分が削られた、象徴的で記号的な存在で、作品のテーマを純粋に伝えるためだけに動く。主人公は自身の創作物に振り回され、悉く批判され、しまいには自分自身も批判から逃避する。なだれ込むような展開の後の、最後の台詞は耳に強く残ることだろう。

SEX and VIOLENCE with MACHSPEED

おすすめ度:null

内容は題名どおり。セックスがいてバイオレンスがいて、ついでにマッハスピードがいる。

できる限り少ない色数で表現するとか、探偵ものだとか、色々と目的はあったらしい。ただ、私は性的な表現が苦手で、もうね、なんか、うん。声優さんって大変な仕事なんだね。

おばけちゃん

おすすめ度:★★☆

もともとは同人誌らしく、その雰囲気を強く残した作品であるらしい。「同トレス」でその同人誌が紹介されているため、興味がある方は見るといいと思う。

内容としては、主人公が下着姿の女の子のおばけでなかったら、午前8時に3分くらいの尺で流れていそうなもの。のんびりとしたギャグアニメで、栗コーダーカルテットによる効果音がいい味を出している。パロディが多いのが特徴的で、中でもエヴァンゲリオンのパロディがかなり多いらしい。私は前述のとおり、エヴァの知識が全くないため、何がそのパロディだったのかは分からなかった (「止め、スライド」や「水をやれるだけまし」、「くりかえす」とかのことか?) 。それでも面白く思ったし、何より主人公のおばけちゃんはかわいかった。エンディングの心霊写真特集も気に入っている。

月影のトキオ

おすすめ度:☆☆☆

「ジョジョの奇妙な冒険」で名を馳せた神風動画が参加していると聞き、この作品の公開を楽しみにしていた。しかし、蓋を開けてみると、中身はよく分からないものだった。

脚本はある意味で「仕方がない」と評される人物だったらしい。もっとじっくりと説明すべき部分を切り落とし、むりやり10分足らずの長さに押し込めたような内容だった。感動的な「良い話」という体の終わり方をしていたが、シナリオの不備をごまかしているとしか思えない。ヒロインが盲目である設定の必要性も感じない。

主人公のトキオが繰り出した攻撃もよく分からない。形容しがたい見た目をしていたが、どう見ても場違いだとしか思えない。この表現はギャグならありかもしれないが……、いや、ギャグにしても唐突すぎる気がする。主人公の気持ちを表現するために主人公の顔を描くというのは、誰も思いつかなかったのではなく、誰も敢えてやらなかったのだと思う。

私はこの作品を全く好きになれなかったが、面白い部分もないわけではない。ロボットのルナルナの視点の表現は新鮮だった。また、ツアーコンダクターの宇宙人のデザインも、周囲から浮いているのは別として、嫌いではない。

そういえば、予告映像だとトキオの髪の毛がかなりきらきらとしていて印象的だった。完成品にはそれが無かったが、方針を変えたのだろうか。

三本の証言者

おすすめ度:★★☆

奇妙な題名が目を引くこの作品。題名の意味は作中で開かされるが、なかなか興味深い内容になっている。ショートショートならばこの意味が明かされたところで終わっていたかもしれない。

この作品はキャラクターの表情の表現が見所だと思う。キャラクターのところどころの表情の変化が、心情を雄弁に語っている。物語は尻切れとんぼで終わる。そこが残念なところではあるものの、最後の城崎の表情がその後の展開を想像させる。

オチビサン

おすすめ度:★★★

この作品はストップモーションで、作品を制作する際の苦労が想像される。それだけでも高評価したくなってしまうが、何よりこの作品の優れたところは、四季を題材にした表現である。原作は我が国の四季を題材にした作品だそうで、この作品でも四季に着目している。ストップモーションにいかに四季の表現を取り入れるかといったところが、この作品を格別のものにしている。

ただ、その四季の表現のためにかなり費用がかさんだらしい。そのため、クラウドファンディングで出資を呼びかけることになったのだが、出資者には作品に使われた物品が送られるとのことだ。中途半端にキャラクターが映っているだけのシーンのあれとかをもらったら、微妙な気分になるだろうな。

I can Friday by day!

おすすめ度:★★★

かわいい女の子が出てくるアニメかと思いきや……。ポップなエフェクトと可愛らしいキャラクターに反し、かなり熱い物語だ。まず、最初の間からの大きな変化と、音楽の入りが素晴らしく、これでまずこの作品に引きつけられる。とある大事件の後の女の子の日常のような何かが描かれ、最後は戦いの道を歩んでいく。そして涙の結末。ポップでかわいいキャラクターと突き抜けた設定が組み合わさり、非常に面白いものになっている。

私は前に考察に疲れていると語ったが、この作品については考えを巡らさずにはいられなくなる。周囲の人間には三角関係のもつれと解釈されるのだろうか。そもそも、主人公の母と妹の存在もかなり謎が多い。考察についても好きなものは別腹ということか。私はおそらく、人間の普通の社会の中に奇妙なものが紛れ込んでいる、という状況がかなり好きなのだと思う。

そういえば、この作品は主人公の人間関係の比喩であると捉えていた方がいたと記憶している。私はかなり素直に捉えたのだが、そういう要素もあるのかもしれない。人によって感想が大きく違っているようだ。

ME!ME!ME! CHRONIC feat.daoko / TeddyLoid

おすすめ度:★☆☆

場つなぎ要員第1号。「ME!ME!ME!」で使用された音楽を編曲したものと、映像を再編集したものを合わせたもの。別に新しい発見はなく、普通のPVであるという印象である。

(Making of) evangelion:Anothor Impact

おすすめ度:★☆☆

場つなぎ要員第2号。「evangelion:Another Impact (Confidential)」のメイキング映像で、「同トレス」で見たものと大きく変わっていない気がするが、どうだったかな。

偶像戦域

おすすめ度:★☆☆

この作品は映画の予告編風の映像として作られたものらしい。シナリオの上での重要なシーンや、映画ならば見所になりうる派手な戦闘シーンをつなぎ合わせたような内容になっている。絵はきれい、戦闘も面白いそう、「心臓」とは何だろう、という感想を私に抱かせたという点で、予告編ならば満点だろう。ただ、一つの作品と考えると、作品中の出来事が全く把握できなかった。そのため、きれいな絵だな、何かワーって動くなぁ、という以上の印象が残らなかった。添付されている資料を読めば設定が把握できるらしいが、面倒くさくて読んでいない。創作を志す方ならば、資料から色々と学べる点があるのかもしれない。

イブセキヨルニ

おすすめ度:★☆☆

こういう作品が「見本市」に出てくるとは思っていなかった。原作に関係している経済評論家がおすすめしていたことが印象に残っている。独裁の終わりに生まれた、新たな独裁の果てを描いた物語であるようだ。主人公は2人いるようで、少なくともその2人は幸せになれなかったようだ。残念ながら、私にはどのような内容なのか、いまいち把握できなかった。ただ、エンターテインメントと政治・言論は分けて考えたいという立場のため、あまりこの作品を繰り返し見ようとは思わない。原作もあまり触れたくない。

それにしても、原作者って女性だったのだな……。


追記。

鼻下長紳士回顧録

おすすめ度:★★☆

安野モヨコ原作再び。登場する変態たちや主人公の心情に対する感想は言語化しがたく、何より映像の表現と雰囲気が印象に残っている。変態の描写や娼婦たちの衣装は滑稽ではあるが、主人公の語り、音楽、色彩がそれを思わせない。何か高尚なものを見たような気分にさせる、というと皮肉を言っているようであるが、人間の欲望をテーマとした作品であるのでそのとおりなのであろう。もう少し人生経験を深めてから見た方が面白く感じるのかもしれない。


追記。

神速のRouge

おすすめ度:★★☆

何故か次回予告がついている作品。今と昔を足して2で割ったような世界観が印象的である。登場人物の動きなどにはCGが使用されていたらしい。

ストーリーはあまりよく分からなかった。ただ、殺伐とした戦闘シーンは見ごたえがあったと思う。敵・味方の入り乱れる慈悲のない戦い。敵も味方も、次々と物言わぬ骸に成り果てていく。いつどこから敵が命を奪いにくるか、戦友との今生の別れになるか分からない。画面が暗くて分かりにくかったものの、そのおかげで殺伐とした雰囲気がより際立ったものになっていたと思う。

それにしても、戦いを避ける方法があるはず、というのはある種定番の理想論のような台詞であることだ。


追記。

ハンマーヘッド

おすすめ度:★★★

ダークヒーロー「ハンマーヘッド」の物語。ヒーローとしての誕生の経緯から衝撃的な外見をしており、そして、運命が死ぬことを許されない。彼は死ぬために強敵と戦い続ける。この作品は、彼のダークヒーローとしての在り方を端的に表現するために、血を撒き散らし臓物を晒すゴアなシーンが多い。この直視できないほどの血と臓物の表現は、彼の死ぬまで戦うという痛ましい運命をあまりあるほどに表現している。ただ、個人的にはグロいシーンが苦手だから、このアニメを何度も見ようという気分になれない。すごくいい作品ではあると思うし、表現としては大成功であるとは思うのだけれど。

最後にハンマーヘッドの娘がベッドの上に着地したのには、ハンマーヘッドのおかげだといいなあ。娘の感情が一方通行でないことを祈りたい。

全く関係のない話だが、このアニメを見てこいつを思い出した。いつになったら登場するのだろう。


追記。

コント ころしや 1989

おすすめ度:★★☆

展開が軽妙で、昭和のコントのオマージュとのことだが、まさにその通りの内容だ。見ていて気楽に楽しめる。「たらい」や殺し屋の兄の方言混じりの長台詞など、文字の表現が印象的だ。あと、「テ○ガ専用」とか、色々な意味で強烈な印象を残したマスターとか……。

監督の一人芸らしい。ただ、同トレスでは監督が多忙だったため、この作品について詳しくは語られていなかった。 詳しく話を聞きたかったものだ。文字の表現とか、マスターとか……。

ブブとブブリーナ

おすすめ度:★★☆

ファンタジーというか海外アニメというか、かわいいようなかわいくないような、おもちゃ箱をひっくり返したような、ちょっと不気味なような、そんな感じの世界を描いた物語で、林原見本市。赤い靴を履いたやたらと足の長い女の子が登場する場面から本筋が始まる。その場面までには、主人公であるブブとブブリーナが歩き続けるだけの場面や、ブブリーナがブブに木の実を取りに行かせる場面がある。これらの場面はやや冗長に感じられるのだが、これらの場面のおかげで、世界観や、ブブとブブリーナの関係性や性格、能力が効果的に説明されている。ブブリーナに至っては歩き方だけで性格が何となく分かる。

このアニメは土曜8時にNHK教育辺りで放送されていそうな感じがする。私はこのようなアニメが特別好きというわけではないが、好きな人が見ればかなり気に入るのではないだろうか。

それにしても、幽霊だけ頭身がすごいな。他の登場人物は二頭身か三頭身くらいなのに。ダンスというものは足の長さが肝要なのですね。童話の「赤い靴」みたいなことをしていたけど。


その2に続く。



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