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孤島の奇譚

思いつきで始めるブログ。漫画や音楽、アニメ、小説などの感想や、突飛な思いつきなどを書く。プログラミングが趣味だから、そういう話もしたいところ。一度失敗したのに懲りないのはいつものことだ。移動しました→http://isolated-hyakunin-isshu.blogspot.jp/

SCPを翻訳するには ~職員はSCP Foundationを翻訳してください~

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SCPを翻訳するには ~職員はSCP Foundationを翻訳してください~

SCP財団

はじめに

 あなたは「SCP Foundation」をご存知だろうか。 「SCP Foundation」は簡潔に言えば、超常的な事物・現象を研究している謎の団体の調査記録を中心とした、海外発の怪奇創作群のことである。 「FC2 Wiki」を利用した「SCP Foundation 非公式日本語訳Wiki」を中心に和訳が進められており、また、日本語による公式支部「SCP財団」も存在する。 当記事では「SCP Foundation」についての詳細な解説を行わない。親切に解説してくれるウェブサイトや動画は数多くあり、興味はあるが詳しくは知らないという方はそちらを参照すればいいだろう。 SCPが生まれた経緯や詳細な設定・カノン、Creative Commonsについての説明や、SCP-JP設立には生まれたばかりの掲示板の住民が関与していたらしいこと、 加藤泉氏へのリスペクト忘れずにという話は私よりももっと親切な方に頼っていただきたい。

 当記事で扱う内容はそれよりも深いものであり、SCPに関する知識をある程度有している方向けの内容となる。言ってしまえば、「SCP Foundation」の作品を翻訳しようという話だ。 当記事ではSCPの記事の翻訳に役立つかもしれないことについて、筆者が勝手に自分なりの解説を行う。 翻訳を行ってみたいという方を対象とした内容になっているはずである。 ただ、私自身、Taleを翻訳した経験がなく、そもそもTaleを扱うほどの能力がない。そのため、当記事では"SCP-XXX"という形式の記事だけを扱うこととする。 また、英語版のみを扱うとし、他の言語で書かれた作品についての言及は避ける。これも経験が無いため語りようがないためである。

 実を言えば、私よりも翻訳の経験が豊富な方は大勢いる。1人で100、200の記事を翻訳した強者もいるらしい。 ただ、そのような方々は多忙なもので、役立たずほど無駄話をする時間があるというものだ。そこはご了承願いたい。 また、当記事で語る話は、エッセイという名目でSCP-JPに投稿することが推奨される事柄でもあるかもしれない。 それでも、あまりにも個人的で勝手な内容になるし、前述の通り、より適任の方がいるため、あくまで私の話は個人のブログ記事程度にとどめておくこととする。

 なお当記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンスのもとで提供する。当ブログの他の記事についてはその限りではないことに注意していただきたい。


SCPの記事の翻訳に手をつけるには

 英語から日本語への翻訳は難しそうに思われるかもしれない。しかし、少なくともSCPの記事に関しては翻訳は難しくない。 SCPの記事は報告書の形式をとっている。報告書というものは一般に簡潔な表現をするもので、冗長な表現は避ける。誰にでも効率よく内容を理解できるように書かれることが多く、英語が母語でない人間にも分かるように書いてあることが多い。俗語や方言、古語のような分かりにくく、フォーマルでない表現は滅多に出現しない。 和訳をするにしても、特別に意訳する必要はあまりなく、直訳しても十分に意図が伝わることが多い。 ただし、受動態や無生物主語が使われた文の直訳は避けた方がいい場合もある。同義の別の単語や代名詞への言い換えが頻出する場合も、一つの単語に訳を統一した方がいいかもしれない。 これらの場合についても訳すのはそれほど難しくないだろう。

 高校生レベルの英語能力でも、辞書さえあれば何の問題もないと私は考えている。 Taleは小説であるため難しいだろうが、あくまでも報告書形式の記事であれば和訳する分には問題ないだろう。 英語教育に批判的な方もいるだろうが、カリキュラム通りに英語教育に十分に取り組めば、それなりに身につくものがあると私は考えている。 英語の成績が悪かったという方や、英語を全く覚えていないという方は、これを機に高校生が使う教科書や参考書などで勉強するといいかもしれない。

 しかし、インタビュー記録や映像・音声記録など、誰かが話した内容をそのまま文章化したという体のものについては話が変わる。 当然ながら、その内容は話し言葉で書かれており、話者や内容によっては口調を変える必要がある。 また、俗語や方言、古語が出現することもある。中には辞書に未記載の表現もあるかもしれない。ウェブ検索をすれば意味を解説してくれるページなどが見つかるかもしれないが、それにしても親切なページを根気よく探し続けなければならないこともある。 このような理由により、インタビュー記録などは翻訳が格別に難しいこともある (難しい表現が登場して翻訳することができなかった場合は、誰かに質問してみるのも一つの手である。このことについては後述する) 。

 ただ、難しい表現に躓いても臆する必要はない。SCPの翻訳活動はどこからかお金が出てくるわけではなく、翻訳者は全員、無償無給のボランティアである。所詮は単なる余暇活動の趣味でしかない。 誤訳に怯えるくらいなら、英語ができない人には全く読めない記事を多少は読めるものに変えるというだけでも意義があると私は思う。

二つのWiki

 SCPの和訳作品を扱うウェブサイトは2箇所存在する。「SCP Foundation 非公式日本語訳Wiki」と「SCP財団」である。 前者の方が設立が早いものの、あくまで非公式という扱いであり、記事の翻訳はこのサイトを中心に行われている。「翻訳Wiki」と呼ばれることもある。後者は公式扱いであるが、翻訳よりも独自の創作活動の方が盛んである。また、前者のサイトは誰でも記事の投稿や修正が可能であるが、後者のサイトは登録制になっており、参加申請を申し込まなければ記事の投稿や修正を行うことはできない (余程のことがなければ参加申請が却下されることはないらしいが) 。 設立時期に差があるためか、翻訳したものは最初に翻訳Wikiに投稿し、余力があればその後にSCP-JPに投稿することになっている。 自分でSCP-JPへ投稿しなくても、親切な方が翻訳Wikiから転載してくれることもある。

 ただ、その転載という作業が少々厄介である。 翻訳Wikiは「FC2 Wiki」を利用しており、SCP-JPは本家と同様に「Wikidot」を使用している。 サービスの運営元が異なるためか、Wiki構文も異なるのである。Wiki構文とは、特殊な記号を利用することで、文字を装飾したり、表や引用文などを表現したりすることができる機能である。テキストエディタの置換機能を駆使すれば、Wiki構文の変換も難しくはないが、面倒なことには変わりない (特に引用を表現する構文の変換がやや厄介である) 。 そのためか、翻訳Wikiに翻訳された記事が大量に掲載されている割に、SCP-JPへの転載作業はあまり進んでいない。 ただ、SCP-JPは本家とサービスの運営元が同一であるため、Wiki構文をそのまま流用できる。 翻訳Wikiではそうもいかず、自分でWiki構文を調べる必要がある。 また、SCP-JPではページごとにディスカッションの場が用意されている。そこで翻訳の際に自信のなかった部分について質問すれば、親切な方がよりよい訳を提案してくれるかもしれない。ディスカッションページをRSS登録するといいだろう。

 余談だが、SCPの翻訳にはテキストエディタを使用するべきである。 Microsoft Office WordやLibreOffice Writer、TextPadの使用は推奨しない。これらのソフトウェアはWYSIWYGと言われるもので、文字の装飾や表組みなどが簡単に行えるが、Wiki構文の表現には適さない。これらのソフトウェアで文字の装飾などを行ったところで、それをWikiに反映することは不可能である。 また、Wikiの投稿画面で直接に文章を書いていくのも避けるべきである。間違えて未完成のまま投稿してしまうこともあるし、うっかりブラウザを閉じてしまえば、翻訳作業の成果が一瞬にして無に帰することになる。 Wiki構文の表現にはプレーンテキストを扱うテキストエディタが最も効率がいい。

 Windows標準のテキストエディタは「メモ帳」である。ただ、これはあまりにも低機能であるため、別のエディタを用意した方がいい。 Windowsで無料で使える優秀なエディタと言えばTeraPadが有名である (少なくとも私の界隈では) 。ただ、TeraPadは一部の文字を扱うことができないらしい。 SCPで頻出の"█"が"?"に変化してしまうのだ。そのため、TeraPadの使用も推奨しない。

 あるエース級翻訳者は「Sublime Text」を愛用しているという。このテキストエディタは高機能であり、"█"を問題なく使用できる。それ以外にもSCPの翻訳に適したエディタが存在するかもしれない。色々と探してみるといいだろう。 ちなみに私は諸事情でgeditを愛用している。geditは高機能なのだが、使える環境がかなり限られている。Windowsユーザには厳しいだろう。

 今更な話ではあるが、SCPの翻訳作業はパソコンを使う方が効率がいい。英語の原文を読みながらテキストエディタに和訳文を書き込むことができるためである。スマートフォンやタブレットしか持っていないという方はパソコンを用意した方がいい。

記事の構成

 本家本元のSCP記事の原文は、「Item #」、「Object Class」、「Special Containment Procedures」、「Description」で構成されているものが多い。時折、「Addendum」が付加されている。 「Item #」はSCPの番号で、「SCP-173」や「SCP-096」というようなことが書かれている部分である。 「Object Class」はSCPの脅威度や収容の難しさなどを示すものであり、大抵はSafe/Euclid/Keterのどれかである。この3種類のうちのどれでもない記事は内容も特殊で、翻訳が難しい場合が多い。また、Keterも比較的難しい内容であることがしばしばある。 「Special Containment Procedures」はSCPの取り扱い方を簡潔にまとめた項目である。頭文字が"SCP"になっているのが面白い。 「Description」はSCPについての詳細が書かれており、「Special Containment Procedures」はこの「Description」の内容を理解した後の方が翻訳しやすい。 「Addendum」は補遺であり、追記事項や記録事項などが書かれている。この部分がオチになっている記事も多い。 なお、この基本的な構成に従っていない記事も存在する。そのような記事はメタな内容を扱っているなど、翻訳が難しい場合が多い。 特殊な記事の中にはコメントなどとして隠し文字が仕込まれていることもある。その点にも注意しなければならない。

 翻訳の際に問題になるのが、実はこれらの項目名の訳のあて方が意外と統一されていないことにある。翻訳WikiとSCP-JPとで推奨される名称が異なっている可能性がある。 詳細は後で述べるが、それ以外のインタビューの雛形などにも差異が存在するようだ。 とりあえずは、それぞれのサイトでの流儀に従っておけば問題ないと思われる。翻訳Wikiに翻訳作品を投稿するときは翻訳Wikiの作法に、SCP-JPに投稿するときはそのサイトの作法に従っておけば大丈夫だと思う。……多分。 面倒であれば、公式であるSCP-JPの流儀で統一しても問題ないかもしれない。……自信はないが。

 翻訳Wikiの「SCP翻訳用テンプレート」には翻訳の雛形が用意されている。 「Item #」と「Object Class」はそのままで、「Special Containment Procedures」は「取扱方」、「Description」は「概要」、「Addendum」は「付録」となっている。 「Special Containment Procedures」を「取扱方」と訳すのは原文の頭文字"SCP"を無視していて、やや味気なさを感じなくもない。 また、翻訳Wikiは記事にも題名が掲載され、「Item #」に原文へのリンクが張られるが、後述のSCP-JPにはそれがない (SCP-JPのこの形式は本家により忠実な形式にするためだろう) 。 目次には原題と邦題の両方が記載されている。

 SCP-JPの「SCP記事作成のガイド」には独自に記事を作成する際の雛形が掲載されている。翻訳の参考にもなるだろう。ここで掲載されている雛形では、「Item #」は「アイテム番号」、「Object Class」は「オブジェクトクラス」、「Special Containment Procedures」は「特別収容プロトコル」、「Description」は「説明」、「Addendum」は「補遺」となっている。 「Special Containment Procedures」を「特別収容プロトコル」と訳すのは頭文字"SCP"を意識したためだろうが、「プロシージャ」を「プロトコル」に変えた意図は不明である。 また、目次には邦題しか掲載されていない。

丁寧語と文体

 SCPの報告書の和訳作品は丁寧語で書かれていることが多い。原文はフォーマルな形式で書かれているというだけで、私は原文を読んでも丁寧語を使う必要性を感じない。 一般に、日本語で報告書や論文などを書く際は敬語が使われることはない。敬語は冗長なことが多く、簡潔さが求められる報告書に敬語は適さない。 レポートを丁寧語で書く人がいるとすれば、学生がレポートの文字数を水増ししたいときか、余程丁重に扱わないと文句を言いかねない客人を相手にするときくらいだろう。 報告書の内容を急いで理解しなければならない非常事態に、その報告書が冗長に敬語で書かれていれば、報告書を破り捨てたくなる衝動に駆られるかもしれない。 私自身は、報告書を丁寧語で訳すことをかなり疑問に思っている。 和訳に丁寧語を使うようになった経緯を私はよく知らない。最初の翻訳者が丁寧語で翻訳したためだろうか。 今となっては、丁寧語で書かないようにしようと主張したところで、既に翻訳された大量の文章を逐一修正することになるため、その主張が通ることはないだろう。 実は、補遺部分を訳すときは、密かに丁寧語を極力使わないようにしているのだが、無駄な努力かもしれない。

特殊用語

 SCPの記事ではしばしば特殊用語が使用される。「サイト」や「機動部隊」、「ミーム」、「XK」などだ。「ミーム」などはSCPの専売特許ではないのだが、一般的な言葉ではないのは確かである。「XK」のように正確な意味が判然としていない用語もある。 これらの用語の意味を把握するには、記事を数多く読んでおおまかな意味を察するという方法もあるが、ガイドハブやエッセイなどを読む方が手早く理解できるだろう。下記に読んでおいた方がいいページを紹介する。 記事中で不明な単語が出現した場合は、これらのページをもう一度見直すか、ガイドハブを読み直すといいだろう。 それ以外の科学や人文などの分野の専門用語については辞書をひくのが最も手早く済む方法かもしれない。正確に理解するには、その分野の勉強をする以外に手はないだろうが。

SCP財団とは
とりあえず共通する世界観を理解する必要がある。世界観についてのより詳細なまとめについては、このページにそのまとめへのリンクが張られているため、それを参照のこと。 「機動部隊」や「セキュリティクリアランス」などの詳細は必ず知っておく必要はないが、それらの設定が重要な記事を翻訳する場合は調べた方がいい。 ただし、全ての記事が同じ設定を踏襲しているとは限らないことに注意する必要がある。
マッケンジー博士の用語集
SCPの専門用語について簡単にまとめられている。ただし、ここで説明されている用語の定義が、SCPに関わる全ての人の総意であるとは限らないことに注意する必要がある。 例えば、「マッケンジー博士の用語集」では「SCP Foundation」という用語は記事中には出現しないというようなことが書かれているが、「SCP Foundation」という表現が使われた記事も意外に多い。また、とある生ける伝説と化した翻訳者によれば、"scip"という表現よりも"anomaly"という表現の方が多く使われるらしい。
要注意団体
読んでも楽しい要注意団体がまとめられたページ。要注意団体が登場する記事を訳すのでなければ読む必要はないが、知っておいた方が捗るものもあると思う。

頻出表現・語句

 ここでは、特殊用語ではないが、SCPの記事中で頻出の表現・語句について紹介する。主に、SCPの記事で出現する際の訳し方について述べるが、正確な意味の詳細を把握するには英語辞典を読むことをおすすめする。

 この項については、思いついたときに随時、表現や語句を追加することがあるかもしれない。

be to do
「Special Containment Procedures」に頻出する表現。他にも「should」、「must」、「have to do」などが出現することが多い。 私は高校生時代に習った記憶があるが (いや、中学生時代だったっけ、うろ覚えだなあ) 、かなり多義でそれも曖昧な意味合いだった記憶がある。
「Special Containment Procedures」で出現する場合は義務や命令を表しているものと思われる。場合によっては予定を表している可能性もある。 SCPの和訳作品では「……します」という表現をしばしば見かけるが、おそらくこの表現を訳したものだろう。 個人的には「……してください」と訳すことが多い。とある翻訳聖人は「……することになっています」と訳しているらしい。 文章の流れに合わせて、訳し方を上手く調節する必要があるが、「……します」という訳し方は個人的には不自然だと思う。
contain, keepなど
収容対象が収容されていることを表す表現として使われる。"contain"はそのまま「収容する」と訳せばいいだろう。"keep"も「収容する」と訳してもいいかもしれないし、「保管する」、「置いておく」などと訳した方がいい場合もあるかもしれない。
recover
SCPでは「(異常な物体を) 回収する」という意味で使われることが多い。
incident
「出来事」を意味する言葉であるが、SCPでは「事件」、「事案」などと訳されることが多い。個人的には「事件」と訳すことが多い。
breach
SCPでは「収容を破る」という意味で使われることが多い。「収容違反」と訳すことが多いようだが、「収容違反」という言葉は日本語として不自然な気がする。ただ、他にいい言葉が思いつくわけでもないため、前例に従うことにしている。
violently
"violent"と聞くと、"domestic violence"などの言葉の連想で「暴力的に」と訳しそうになるが、「激しく」、「猛烈に」と訳した方がいい場合が多い。文によっては、程度の激しい様を意味する別の言葉に置き換えた方がいいだろう。「激しく」と訳すのが必ずしも最良であるとは限らない。
余談だが、SCPの話で"DV"という言葉が出てくるとき、それは"downvote"を意味することが多い。家庭内暴力と勘違いしないように。……しないか。
agitated
日本語で言うところの「アジ」、「アジテーション」と語源は同じものだろう。SCPで形容詞として使われる場合は「動揺した」という意味であることが多い。観察対象が"agitated"する場合は、大抵こういう意味である。

見慣れない表現

 インタビューなどではしばしば見慣れない表現が登場することもある。この項ではそれについての話をしようと思う。ここで紹介する表現は、数多くの記事で出現するわけではないのだが、個人的に思い出深い表現であるため紹介しようと思う。

 この項についても、見かけたときに随時、表現や語句を追加することがあるかもしれない。

If I never see ... again, it’ll be too soon.
「二度と……を見たくない」という意味らしい。言われてみればそんな意味がしそうな表現である。
if i never see you again it'll be too soon. what's the meaning of that? | Yahoo Answers」というページを見て、初めて意味を理解したのだが、質問者の人がそう言われたのだろうか。かわいそう。
a 40
何かと思えば「牛乳」の俗語であった。結局「ミルク」と訳すことになった。
this article, this entry, the file, this record, the data
見慣れない表現というわけではないが、これは実はとある記事で全て同じものをさす言葉として使われていた。英文ではしばしば、同一のものを別の語句で表現しようとすることがある。そうした方が賢い文章に見えるらしい。和訳する際は同一の言葉に直した方が分かりやすいかもしれない。
Moot point.
直訳すれば「議論の余地のある点」ということだが、実は俗に「無意味な話」、「重要でない事柄」というような意味で使われているようだ。 詳細は「アメリカでプロジェクトマネジメント!: Moot point 無意味な議論」を参照。 改めて辞書を見返してみると、俗語としての意味も載っていないこともないのだが、かなり分かりにくい。
Don't let ... get to you.
「……を気にするな」というような意味らしい。対象によって「……のことをくよくよと悩むな」というような意味合いにもなるようだ。
get hammered
「ハンマーで殴られる」ではなく「ひどく酔っ払う」という意味で使われていた。
検索してみると、「Urban Dictionary: get hammered」というページが出てきた。これは便利かもしれない。
hide under one's nosehairs
「私たちの鼻毛の下に隠れる」という珍妙な表現に見えるが、実際は"hide under one's nose"と同義の表現であると思われる。つまりは「自分たちのすぐそばに隠れる」ということである。鼻の下よりも鼻毛の下に隠れている方が厄介そうだ。
Creative Commons License
当記事「職員はSCP Foundationを翻訳してください」はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンスのもとで提供されています。本ブログの他の記事についてはその限りではありません。 また、当記事で使用されたSCP財団のロゴオリジナルの著作者はFar2氏であり、この画像もクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンスのもとで提供されています。なお、当記事で使用したロゴは元来の画像よりも大きさを縮小してあります。


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